今回は、色んな意味でスリリングな、メキシコの驚きの交通事情を紹介します!
道にトペが多い
トペ??と思われたと思いますが、トペとは、日本でもたまに駐車場内にある、スピードを出せないようするために、意図的にアスファルトを盛り上げたあのトラップのことです。
メキシコではあのトラップが、片道3車線のようなかなり大きな道路にもあります。
そのため知らない道をスピードを出して走っていると、いきなりトペが現れ、急ブレーキ!スピードが落ちきらず、ガタン!!!となることがあります。
ホントに危険です。
メキシコではトペの場所をある程度把握してからスピードを出すようにしましょう。
交差点は大道芸・物乞い・窓ふき何でもあり
赤信号で止まると、大きな交差点では必ず誰かがいます。
①各種大道芸人・・・赤信号になるとすぐにパフォーマンスをし、青になる少し前に金をもらいに車に回ってくる。夜は口からファイヤーとかもありました。
②窓ふき・・・赤信号になると勝手にフロントガラスを拭いてきます。中には勝手にボンネットに乗ってくる人もいます。
③物売り・・・何でも買えます。新聞、ガム、ドーナツ、チュロスなど。季節ものだと、バレンタインデーにはバラの花一輪、クリスマス前には子供のおもちゃなど。バラは買ったことがあります。
④物乞い・・・シンプルにお金下さいという感じで回ってきます。
基本的には無視すればいいので、そこまで危険ではないと思いますが、正直うっとうしいです。
イライラしているときに窓ふきが来ると、ワイパーを動かして拭かせなかったりしましたね。(一回間違えてウォッシャー液をかけてしまったこともあります。。あれは申し訳なかった。。)

一方通行の道が多い
街の中心部や、小さな路地は一方通行ばかりです。
そのため、道をしっかりと覚えないと逆走します。
私も何度逆走して困ったことか・・。
車線が消えている
これは当然でしょうか。。そこまで道路にお金を掛けていないので、車線が消えてもなかなか書き直してくれません。
なので車線は感覚です。
不思議なことに車線がなくてもなんとなく走れるものです。
ウインカーを出さない
これはこの国特有なのか分かりませんが、ウインカーを出す人が少ないです。
なので周りの車の動きに注意していないと危ないです。
そもそも車線が消えている事が多いので、色んな部分を感覚に頼って運転しています。
たまに馬が道路にいる
たまにですが、町中の道路に馬がいることがあります。
下の写真はカウボーイのイベントをやっていたようなので特別ですが、馬が比較的身近です。
1.5車線の高速道路
私が住んでいた場所は大都市ではなかったので、高速道路もかなり危険でした。
まず車線が片側1.5車線しかない所が多かったです。
前にトラックなど遅い車が走っている時は遅い車が少し端によけ、それを猛スピードで反対車線にはみ出しながら抜くしかありません。
そのため見通しの悪いところでは、反対車線から猛スピードの車が来る可能性があるので、なかなか追い越せないということが起きます。
穴ぼこだらけの高速道路
読んで字のごとくです。。。
100キロ以上出して走る高速道路に、避けないと危険なぐらいの大きな穴があいているのです。。
しかも1.5車線なのでかなり危険です。。
色んな生き物が歩いている高速道路
高速道路なのに誰でも入りたい放題です。
そのため、人間、牛、馬、などが歩いていることがあります。
真っ暗な高速道路
夜になると高速道路は真っ暗になります。私の住んでいる所の周りの高速道路には明かりがなかったです。
ハイビームにしていても真っ暗すぎてスピードを出すのは危険です。
私は100キロ以上出している時に、トラックに轢かれて死んだ馬が暗闇から突然現れたり、工事のおっさんが急に現れたり、とかなり危険な経験をしました。
1.5車線、穴が多い、色んなものが歩いている、真っ暗・・・まさにスリリングな高速道路です!
昔のビートルがめちゃくちゃ走っている
メキシコではフォルクスワーゲンのビートルが昔から大人気でした。
今でもかなりの数のビートルが走っています。
レトロでかわいいのですが、いかんせん古いので乗っている人達は窮屈そうです。
驚きの車が走っている
これらは、私が実際に、道路で走行中に見た驚きの車です。
①エンジンむき出しのビートル
②車の窓が割れたのか、ビニール袋をガムテープで貼って窓にした車
③サイドミラーが割れたのか、アルミホイルをミラーに貼った車
①だけ写真撮れました!
メキシコの道路では面白い車に出会えます。
いかがでしたでしょうか?
なかなかスリリングな交通事情、慣れてしまえば何も問題ありませんが、最初は危険ですので、街のことをよく知っている人と行動するようにして下さいね。