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アイルランド

アイルランド留学を通じて学んだ・留学を成功させる秘訣

1年間、仕事しちゃだめ、学校もいっちゃだめ、と言われたらあなたは何をしますか?

 

これは、私が実際に仕事もせず、学校にも行かず、アイルランドで1年間過ごしたお話です。

 

留学と言えば、語学学校に行って、友達を作って楽しく過ごす。そんなイメージがありますが、普通とは違った形の留学を通じて学んだこともたくさんありました。

 

最後には、アイルランドでラジオ番組をやっていました。何をしたらそうなったのか?

 

今回は、そんな留学時代を振り返りながら、留学を成功させる秘訣を考えて参ります。

 

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留学のルール

1年間外国でホームステイをしながら暮らす■学校に行ってはいけない

■お金を払って講座やおけいこをしてはいけない

■お金をもらって仕事をしてはいけない

■日本語を使ってはいけない

■好きなことをしろ

一応プログラムだったので、一人で勝手にこれをやっていた訳ではないですが、他の参加者も知らない状態で一人で行って一人で帰ってきました

 

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留学初期:暇を持て余す

リムリック

一般的には、若い人は学校に行くか、仕事をするか、をしている人が多いと思います。私も何も考えず学校に行き、仕事をすることしかしたことがありませんでした。

 

その二つをするな、と言われると何をしていいのかさっぱりわかりません。

 

とりあえず、ホームステイをしながら使えない英語を少しずつ覚えて、ということはしているのですが、とにかくやることがない!

 

ホストファミリーは日中仕事で誰もいない、私は一人家に取り残されて何もすることもなく、毎日街に歩いて行って、街中をふらふらしていました

 

ボランティア活動で留学の醍醐味を知る

アイルランド

やることがないと、人はとにかく何かをやりたくなるようです。

 

お金を使ってはいけないという縛りもあるので、何かをするには無償で何かをするしか思いつきませんでした。なので何かできるボランティアはないかと探し始めました。

 

ある日、新聞の記事に年に一度の大きなお祭りのパレード参加者の募集が目に留まり、勇気を出してしゃべれない英語で電話をしてみました。何を言っているのか30%位しか分かりませんでしたが、とにかく一回来てくれ、ということでした。

 

私はパレードの中でもドラムを首にかけて歩く人を担当する事になりました。毎週2回ほど夕方1~2時間集まってみんなでリズムを合わせる練習をしました。その中でスペイン人の兄ちゃんやアイルランドのおばちゃんなどと仲良くなりました。

 

パレードは仮装をして街中を練り歩くもので、地元で一番大きな祭りだけあった沿道は人だらけ。

外国人の自分が、異国のお祭りに参加して注目されることは、なかなかできないいい経験になりました。

 

人との繋がり・おかしな経験が留学を楽しくする!

アイルランド

お祭りのボランティアをきっかけに、人との繋がりができました。

 

何かをするにはやっぱり人との繋がりが一番大切だということを実感し、ストリートミュージシャンでも誰でも話かけやすそうな人にはこちらから話かける事をしていました。

 

そうやってできた薄~い人脈から、普通ではなかなかできない経験をさせてもらったこともあります。

■ジャズのライブで知り合ったアイルランドのおっさん(小さな会社の社長)の看板を取り付けるビジネスのお手伝い

⇒トラックで現場に向かい、高速道路の脇などに大きい看板を取り付ける

同僚はアルジェリア人、ソマリア人、中国人。

■パレードでドラムがうまいと言われ、アフリカンチャーチのドラム役を任されるが、ドラムは素人ということがバレ、追い出される

⇒めちゃめちゃ怪しい倉庫の中にある、アフリカ人コミュニティの教会に連れて行かれ、パレードでやったドラムとは違う、普通のドラムをやれと言われた。適当に叩いたら、お前の実力はそんなものか?と言われ追い出された。

 

外国で好きなことをやる

ラジオ

ドラムで知り合ったアイルランドのおばちゃんが、大学生の娘を紹介してくれました。

その子がとてもいい子で大学の友達を大量に紹介してくれました。

 

その中で日本語を学びたいというアメリカ人の女の子と知り合い、その子とランゲージエクチェンジをすることになりました。

 

その子もとてもいい子で、私のやっていることを理解してくれ、それなら一緒にラジオ番組やらない?と声をかけてくれたのです。

 

彼女は元々大学のラジオ局で自分の番組で音楽紹介をしていました。その番組運営に入っていいし、私と順番に曲紹介しよう、と言ってくれました。まさに女神!

 

毎週水曜の番組に向けて、流す曲を決めたり、構成を決めたり、ラジオの放送機器の使い方を勉強したり、やることがたくさんありました。

 

大学のラジオ局は、市内どこでも聴けるFMラジオで日本で言うとコミュニティラジオみたいなものでした。私は流石に英語が下手なので基本アメリカ人の彼女がしゃべる部分は担当していました。

 

ただ、1年が終わる頃、最後に一回だけ、私自身が英語で曲紹介をしちゃいました!

 

まとめ ~1年間アイルランド留学の気付きと学んだ事~

この1年の留学を通して学んだ事と留学を成功させる秘訣はここにあると考えます。

CHECK!

■やることがないと、何かをやろうとして、必死になる

■必死になっていると誰かが見ている、そして助けてくれる

人脈はやりたいことを実現するには絶対必要

■自分のやっている事、やりたい事を自分から発信し続けることは重要

学校に行かなくても、英語力は必要に迫られ自分で勉強すれば伸びる

留学で日本人とつるんでいたら失敗に終わる

■相手に受け入れられるためには、先に自分が文化・考え方の違いを受け入れることが必要

■誘われたら何も考えず、誘いに乗っちゃうのも大事

■待っていても何も始まらない、自分から行動しないと何も変わらない

 

思いもよらない結果になったこの1年間。

英語は二の次で、人生に役立つ教訓を全身で感じた、これが一番の収穫でした!

 

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